先日このような動画を発見しました。

あなたは何階に住んでいますか? 1階は震度5強でも10階では震度7!? 高層ビルの危険を実験で検証

という動画です。地震の震度は同じでも1階と10階では揺れ方が異なります。

最近のマンションは「新耐震基準」基準で作られているため比較的安心して済むことができます。私も築浅の賃貸マンションに住んでいます。SRC構造なので上下左右の部屋の音は気になりません。都心では高層マンション建設が進んでおります。建物が倒壊しなくても高層階は揺れが大きくなります。家具の転倒対策などをしっかりおこなわないと建物が地震を耐えてくれても大怪我をしてしまします。

マンションの高層階に住んでいる方はぜひ家具の転倒対策などの耐震補強を今一度見直してみてください!

上記動画は熊本地震の時のもののようです。当時の地震はかなり揺れが激しかったようです。揺れが酷すぎると家具が飛んでくるそうです。飛ぶ家具・・・当たりどころによっては凶器になりますね。家具に命を奪われないためにも高層階の人は家具の耐震補強をしっかりしてください。

家具の固定や対策を行わないと上記動画「リモートワーク時に震度7 襲いかかる本棚、世界最大規模施設で実験」のように家具が襲いかかってきます。これ実際の地震だったらかなり重症になってしまいますね。

テレワークが増えてきた昨今自宅で被災する事も充分に考えられます。その時に家具をしっかり固定しましょう。

ただ賃貸に住んでいるという人も多いと思います。この記事では賃貸に住んでいる人用の対策をまとめたいと思います。

  • タンスなどの背の高い家具は突っ張り棒式の家具固定装置を設定する
  • 家具の下にストッパー型の耐震グッツを設置する
  • テレビなどの薄型家電は土台をジェルマット式の耐震マットを敷いて固定
  • できるだけ背の低い家具で揃える
  • キッチンの食器はできるだけ低いところに収納する
  • 食器棚の中に滑り止めシートを敷く

まずは家具の天井に突っ張り棒式の家具固定装置を設置しましょう。それとタンスの下にはストッパー型の装置を設置しましょう。

テレビなどはテレビボードにジェルマット式の耐震マットを敷いて固定しましょう。そしてテレビボードはストッパー型の装置を設置しましょう。

食器棚の中に滑り止めシートを敷くと地震時の食器のずれを防止してくれます。