子供にカフェインつまりコーヒーを取らせるかどうかは親によって対応が違ってくると思います。私の家庭では小さいころコーヒーは禁止されていました。
果たして子供に飲ませるコーヒーの影響とはどのくらいあるのでしょうか?
私は子供のころから
コーヒーは大人になってから
と言われ、コーヒーへのただならぬ憧れがありました。
今となっては普通に飲むものですが
小学生の頃は大人のシンボル的存在でした。
そんなコーヒーが子供に与える影響を調べてみました。
大人にも効果大なカフェインは小さな子供にはより過剰に働く
コーヒーに含まれるカフェインは眠気覚ましに飲む方も多いと思います。私も徹夜の時はよくお世話になりました。私たち大人でも効くのですから、小さなお子様には効き目が強いです。過剰摂取してしまうと興奮気味で落ち着かなくなったり、眠れなくなったりしますので注意しましょう!
私の弟が小さい頃(といっても小学校中学年くらい)良くコーヒーを飲んでいたんですが夜眠れなくて授業中寝てしまうことが多かったんです。今思えばコーヒー飲むのをやめれば良かったんですが^^;当時は好きで良く飲んでいました。
しかし、飲みすぎた反動か、中学に上がる頃にコーヒーが嫌いになりました。あんなに好きだったのに。時が経つと味覚もかわるのでしょうか?コーヒーを取らなくなったおかげなのか弟の不規則な睡眠も改善されたみたいです。確かに飲みすぎや飲むタイミングを間違えると生活に支障も出るのである程度大きくなってから飲ませるのがいいかもしれません。大人以上に効果は絶大でしたね。私や姉は弟と同じくらい飲んでいましたが高校生や大学生だったので翌日に響くことはありませんでした。
カフェインの大量摂取は危険!?
カフェインは大量に摂取すると脳を刺激して興奮状態にします。さらには不眠、注意散漫などの症状が出てくることもあるそうです。妊娠中や授乳中は特に摂取を控えるように言われますよね。現在のところ母乳からのカフェイン摂取による赤ちゃんの影響はないと言われています。あまり気にしすぎるのも精神衛生上よくありません。
しかし、赤ちゃんへの影響が多いという話も聞きます
「妊娠中の刺激物質については、悪影響を3つに分けて考えます。
1つ目は、体の中にない物質を外から摂ることによって、赤ちゃんに奇形が出る可能性。2つ目は、母体に作用することで、赤ちゃんを育む環境に影響する可能性。3つ目は、胎盤を通して、直接赤ちゃんに影響がある可能性です。
出典:Maternity Jineko【マタニティージネコ】/女性のための健康生活ガイド『ジネコ』
カフェインには不眠や興奮、おちつきがなくなるなどの副作用があります。カフェインを多くとりすぎた妊婦からの出産の報告例では、生まれた赤ちゃんの落ち着きがない、低体重だった、発育の遅れがあるなどがあります。カフェインとの因果関係は未だはっきりはしていませんが、万が一のために気をつけましょう。
出典:妊娠中のカフェイン摂取に気をつけよう ガラガラガラ.com
このような意見もありますから授乳中は避けるのが無難でしょうか。
心配な方は飲ませない飲まないに越したことはないので控えたほうがいいかもしれません。
しかし、このような意見もありました。
カフェインが妊婦や胎児に影響を及ぼす摂取量については、いくつかの研究報告があります。流産・死産については、コーヒーの摂取量が多いスウェーデンの研究で、1日100mg以上のカフェイン摂取者に流産する人が多く、しかも摂取量が増加するごとにその率が増加したという報告があります。
胎児への影響については、カフェインが胎児の発育に障害を与えたり、胎児の死亡の原因として考えられるものに、胎盤の血管が収縮し胎児が低酸素状態を起こす、カフェインが直接胎盤を通過して胎児の心血管系に作用して障害を起こす、などの説があります。アメリカの研究では、1日600mg以下の摂取量であれば、子宮内胎児発育遅延、低体重出生児、早産の危険性はほとんどなかったという結果が報告されています。
また、イギリスの研究では、妊娠8〜12週の妊婦を対象にカフェインと出生体重の関係を調査した結果、100mg以下の人と比較して、1日100〜199mgでは低出生体重児を出産するリスクが20%高くなり、200〜299mgでは40%、300mg以上では50%と報告されています。
ですから、コーヒー1杯(100ml)に含まれるカフェイン量を60mgと計算した場合、1日に1〜2杯程度であれば、ほとんど問題はないでしょう。10杯も飲んでしまうと、胎児の発育不全や早産の危険が出てくると考えればいいと思います
出典:Maternity Jineko【マタニティージネコ】/女性のための健康生活ガイド『ジネコ』
つまり飲み過ぎなければ大丈夫ということですね。女性のヘビーコーヒー利用者は出産授乳の際は我慢しなければいけませんね。アメリカの研究では1日600g以下であれば問題ないとされています。無理してストレス溜めるぐらいなら1杯程度は飲んでも大丈夫なようです。何事も飲み過ぎはダメということですね。
小さな子供が少し飲んだからと言って病院に駆け込む必要はない
私の姪っ子も小さな頃コーヒーを飲んで母親に病院に連れて行かれたことがあります。微量でしたし病院に運び込むほどではないと言われていました。飲んだ後も姪っ子はピンピンしてましたからね。当然といえば当然です。しかし、うちの姪っ子が丈夫だっただけかもしれません。もし誤って飲んでしまい、心配な方は医療機関に問い合わせてみるのもアリですね。
まとめ
妊娠中や授乳期は避けることに越したことはないですが、少し飲んでしまったからと言って死んでしまうことはありません。しかしある程度大きくなってからのほうがいいと思います。またコーヒーは苦いので無理に飲ます必要もありません。
あとお子様は夜にコーヒーは絶対飲んではいけません。眠れなくなるので辛くなります。
寝る前はホットミルクなどを飲みすぐに眠れるようにしましょう。
コーヒーとのうまい付き合い方を考えていきましょう。